【金利4倍以上】公務員がセゾン投信を勧める理由と積立年金のデメリット

公務員の積立年金とは?


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最初に一つお断りしておきますが、これはあくまでも「みかみさんが所属している自治体の積立年金」についてのみ言及しています。

もっと利率がよくてもっと自由度の高い積立年金もあると思いますので、最終的にはご自身で判断いただくようお願いします。

他の投資という選択肢(その2)


実は前にも同じような記事を書きましたので、こちらも参考にしてください。
 → 【仮想通貨と一緒にやりたい投資】堅実公務員がセゾン投信を勧める理由 ※こっちが「他の投資という選択肢(その1)」です

で、今回はセゾン投信と、みかみさんの自治体が実施(正確には外部委託)している積立年金について計算してみました。

積立年金のメリットとは(その1:所得控除)


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積立年金は「年金保険料」なので、年末調整のときに支払った額に応じて控除を受けることができます。

ただし、支払った額がそのまま控除額になるわけではなく、下記の計算式に当てはめて控除額を算出します。

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平成30年に最大額の5万円控除を受けるには、10万円までの支払いで十分ということになります。
逆に言えば10万円以上積立を行っても、それ以上の控除は受けられない、ということです。

「控除される=なかったことになる」とほぼ同意なので、所得が5万円分なかったことになり、(すでに取られている)所得税から10%(約5,000円)返ってきて、これから取られるはずだった住民税約20%(約10,000円)が取られないことになります。

つまり約15,000万円お得ということですね。

ただし、還付される5,000円については所得として計算されますので、実際には5,000円-所得税10%=4,500円くらいの還付になっていると思います。
この相殺は給与のシステムが自動で計算しているか、職場の庶務担当のほうでやってくれていると思いますけどね。

あとは医療保険などに「年金」オプション付きとかだと、同じ10万円の枠の中で計算しなければならないため、純粋に積立年金で5万円の控除が受けられない場合があるので注意してください。

積立年金のメリットとは(その2:複利運用)


セゾン投信も同様ですが、積み立てたお金から発生した利益を、そのまま積立額に上乗せして運用してくれるので、基本的に運用中は「所得」が発生しません。

毎年自分で確定申告する必要はないため、基本的には放置でお金が増えていく仕組みです。

また、積立+複利運用は時間の経過とともに増加する額が増えていくため、時間をかければかけるほど増加率が増える仕組みです。

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積立年金のデメリットとは(その1:引き出せない)


うちの積立年金は2種類あり、老後まで全く引き出せないものと、年2回だけ一部解約扱いで引き出すことができるものがあります。

この「引き出せない」というのは実はとてもハイリスクなんですよね。

金融の世界の話になりますが、今手元にある1万円で買えるものは、10年後も1万円で買えると思いますか?

答えはNOです。

みかみさんの父親が社会人になった頃(約40年前)は、ソバ1杯50円とかだったらしいです。
その頃からソバ20杯分=月1,000円、年12,000円を積み立てていたとしましょう。

そのお金は、40年後の今、どの程度の価値がありますか?

今ってソバ1杯300円くらいだと思うので、40年前にソバ20杯分も節約して積み立てた1,000円は、現在ではソバ3杯の価値しかないわけです。

今後も同じ状況が続くかはわかりませんが、可能性は否定できません。

つまり今からソバ20杯分=6,000円を毎月積み立てていたとしても、40年後にはソバ1杯2,000円になっているかもしれないわけです。

だから「下ろせない」ということはとてもリスクが高いので、必要な時にはちゃんとおろして使うことができる、ということは大事だと思います。

積立年金のデメリットとは(その2:金利が低すぎる)


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月5,000円、年60,000円を積み立てる場合を考えてみましょう。

今年きた積立年金は1.25%と書いてありましたので、概算で計算したものが下の表です。

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30年で1,800,000円を積み立てて、30年で約400,000増えていますね。


ではセゾン投信ではどうでしょうか。

セゾン投信は大体、年5%くらいで回っているように感じます。
(ドル・円の価値変動もあれば運用益の率も変動しているので大体ですいません)

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金利だけで見ると4倍の差だったわけですが、10年目の時点で8,000円と37,000円(4.5倍)になり、30年目には約400,000円と約2,400,000円(約6倍)の差が生まれます。

複利運用だと時間をかければかけただけこの差は広がり続けていくことになるわけです。

もちろん銀行に預けておくことを考えれば30年で約400,000円も増えた、とみることもできますけどね。

結論:積立年金はやるべきではない


そもそも私は仮想通貨なんてハイリスクな投資をしている人間ですからね・・・。

セゾン投信にはない所得控除と、低い金利+下ろせない制約を比べると、やはり始めるべきではないと結論づけました。

もちろん、セゾン投信は倒産するリスクがあり、公務員の積立年金は自治体からの外部委託ですから倒産リスクはまずありません。
そうしたメリットを取るという判断も十分ありだとは思います。

CoinCheckのハッキングのように、「多分大丈夫だろう」はいつ崩れるかわかりません。

資産運用は自分で慎重に判断した上で始めるようにしましょう。



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